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2015年02月26日

「Mac Fan」3月号にコラムを寄稿しました。

「Mac Fan」3月号の112ページ「業界フロントランナーによるアップルを綴る無限ループ(Infinite Loop)」に『「ヒトの学びと笑顔のために」がキカイにできない専門家の仕事』というタイトルで記事を寄稿しました。
【記事の趣旨】
知識や経験等のスキルを提供する私たち専門家サービスの相当部分が、今後10〜20年の間にコンピュータやAI(人工知能)にリプレースされている可能性が高く、場合によっては職を失う専門家も多くなるでしょう。しかしながら、必ず必要とされる部分があり、それこそが、「ヒト」と「キカイ」の違いであり、付加価値になる部分でしょう。私たちは来るべき時代(もう始まっていますが)に備えて、どのようなことを意識すべきなのか。その問題提起をしてみました。
全文については、雑誌をご覧頂きたいと思いますが、冒頭部分だけご紹介します。
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あと10年で消滅する仕事!?
オックスフォード大のマイケル・A・オズボーン准教授らの論文『雇用の未来−コンピューター化によって仕事は失われるのか』によると、私の業務に関係する「簿記・会計・監査の事務員」や「税務申告書代行者」などの仕事は、あと10〜20年でなくなる可能性が非常に高いとのことです。
実際のところ経理業務では、請求書を見ながら手入力していた伝票処理がスキャンによるOCR自動入力になったり、難しい仕訳を知らなくてもクラウドサービスで帳簿が作成できたりしています。また、税務の分野では、ウェブ上で簡単に税務相談や申告書作成代行サービスが受けられるなど、従来型の顧問税理士業務が減少しています。
私は監査法人で企業の監査業務に従事した後に独立し、会計・財務の研修などの人材育成業務や企業の社外役員業務を中心に行っており、会計分野に携わり約20年となりますが、今後この分野がますますIT化の影響を受けることを実感しています。では、実際にあと10〜20年で、これらの仕事がなくなるかといえば、必ずしもそうならない部分も多いと考えています。・・・

posted by CPAWakamatsu at 16:24 | Comment(0) | お知らせ

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